江戸美学研究会|「江戸のデザイン」と「江戸の生活文化」を研究するクラブ「エビケン」です。

江美研寺小屋

「夕涼み・八丁堀から佃島」
レポート

7月15日(土)陽が西に傾きかけた頃、隅田川の河口の江戸湊の入口に位置する八丁堀を出発、2時間半ほどかけて、昔ながらの風情が残る佃島まで歩きました。
寛永年間になり、京橋川から隅田川に通じる堀が開かれました。八丁堀は、日本橋川、楓川、京橋川に囲まれたエリアで、明暦の大火以後に組屋敷が作られ、町奉行配下の与力や同心が暮らしていました。


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「江戸切絵図 築地八町堀日本橋南絵図」部分
(国立国会図書館蔵)

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かつて堀があった場所は現在は桜川公園に。八丁堀地蔵橋辺りには、寛政期に活躍した東洲斎写楽が居住していたとも。

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亀島川沿いを下る。その先には河口の水門が見えてきました。

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江戸時代、海上守護の神としても崇敬されてきた鐵砲洲稲荷神社。明治に入り、現在地に遷座した。

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社殿の右奥にある富士塚。富士塚は富士山に模して造られた人工の山。江戸時代には「お富士さん」とも呼ばれ、庶民に親しまれました。

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18時を過ぎた頃、夕涼みスポットの隅田川沿いに到着し、小休止。

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中央大橋を渡る。隅田川上流には永代橋、その先にスカイツリーが見えます。

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佃島へ。摂津国佃村の漁師たちは、将軍家に穫った魚を献上、白魚漁独占の権利も与えられた。この地に移り住み、故郷の名をつけ佃島とした。

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石川島燈台は復元されたもの。石川島は、火付盗賊改方 長谷川平蔵の建議により作られた人足寄場があった場所。

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隅田川から入江となった水路を渡る。

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住吉神社に到着。住吉神社は、摂津国佃の田蓑神社の分霊を祀り創建された。

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佃島の船だまり。のどかな景色が現れました。

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佃島は佃煮発祥の地。現在も江戸時代から続く老舗が営業しています。

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佃まちかど展示館には千貫神輿や、文政年間の作とも言われる獅子頭が展示されている。

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当日は東京都指定無形民俗文化財に指定されている、江戸時代から伝わる佃島盆踊りが行われていました。



今回は夕涼みを楽しみながら、川沿いを中心に史跡をめぐりました。 ご参加くださった皆様ありがとうございました。

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