江戸美学研究会|「江戸のデザイン」と「江戸の生活文化」を研究するクラブ「エビケン」です。

ぶろぐ

美人の女の子を望めば美人画を見よ

ゆったりとした気持ちでクラシックを聞きましょう、
お腹の赤ちゃんに絵本を読み聞かせましょう──
というのが現代の胎教。どちらかといえば主体は
まだ見ぬ赤ちゃんであると思い込んでおりました。


ところが江戸時代の胎教の主体は母親。

『慈悲や正直の心持に務め、仮にも邪な考えを起こしてはいけない。
食物を十分慎み、環境や身の行いも正して慎み、
目に乱雑な色を見ず、耳に邪な声を聞かず、
古の賢人、君子の行跡や孝悌忠臣の故事を記した草紙を読んだり、
そのような物語を聞くがよい』

美人の女の子を望めば美人画、
丈夫な男の子を望めば武者絵を見ましょう──と
江戸時代初期の陽明学者、中江藤樹は「鑑草」で説いてます。
そう、胎教とは母親の毎日の生活そのものなのです。

十月十日(とつきとうか)、
今の世の中で、
当時の胎教を実践して出産できたら
将来の日本は素晴らしいものになるでしょうね。
是非、広めていきたい考えです。

思えば出産前に初の出版を控え、編集者の方にご心配をかけながら
予定日も仕事をしていた私─、反省しきりです。

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