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「関係学」の時代
2007/11/12
 五木寛之氏の『人間の関係』という本がベストセラーになっているようである。人間を考えるのではなく、「人間の関係」を考えることが重要だ、という趣旨だが、まさに個人を主人公とした 人間の時代は、人と人との関係の作り方、あり方に消費の主軸が移っているだろう。
 プレゼント消費、同好会消費、仲間旅消費などがそれだ。家族関係、親子関係、 男女関係、ペット関係、仲間関係、それらの「関係」、つまり人と人の「間」に市場が発生し始めている。個人が絶対的価値観に生きる時代から「相対的価値観」を大切にする時代への転換である。その時出てくるキーワードは、友情、愛情、信頼といった、人間の関係を強く結ぶものだろう。
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